COMING SOON | 7月中に入荷予定
ハイラインフリースタイルやトリックラインは、これまで十分な長さのラインがなければ成立しませんでした。Adjustable Bungee MAXは、バンジーゴムの力で短い距離でもラインに大きなバウンスを生み出し、本来なら長いラインが必要だった技を可能にします。さらにループ数を変えるだけで硬さを自由に調整でき、トリックラインからハイラインまで1本で対応するアジャスタブル設計。高密度ポリエステルカバーで保護されたラテックスコアが、滑らかなストロークと力強いポップを両立します。2本セットで両側アンカーに組み込みます。
Where to Use
ハイラインフリースタイル
幅広い長さのハイラインに対応。ナイロン・ポリエステル・ダイニーマ各ウェビングで使用可能。最低4ループ以上で使用してください。
トリックライン
トリックラインにも対応。20m以下の短いラインでも最高のバウンスが実現されます。
バンジーの基本
ループ数で硬さが変わる
Adjustable Bungeeはバンジーを何回も折り返して使います。この折り返しの数が「ループ数」です。ループ数を増やすほど、折り重なるゴムの本数が増えて全長は短く・硬くなり、減らすほど全長が長く・柔らかくなります。つまりループ数を変えるだけで、1本のバンジーで硬さを自由に調整できます。
ストロークとポップ
バンジーの乗り心地は2つの要素で決まります。
ループ数で、この2つのバランスが変わります。
ループを減らす(柔らかい)
深く沈み込む → ストローク大
ベストな状態(スイートスポット)
一番気持ちいいのは、ストロークとポップが両立する“ちょうどいいループ数”です。
ループが多い(硬め)
ポップ寄り。硬すぎるとストロークが出にくい
ループが少ない(柔らかめ)
ストローク寄り。深く沈み込む
ちょうど中間 ← ベスト
ストロークとポップが両立する“おいしいゾーン”
もっと理解を深める
調整は2段階で
まずループ数で大まかに合わせ(下の実測表が目安)、その後テンションで微調整します。ループ数が大きな調整、テンションが細かい調整です。ハイラインではテンションが安定するまでに2〜3回の締め直しが必要で、特に新品のラインは最初のセッションで大きくテンションが変わります。
テンションを適正に合わせる
ループ数で大まかに合わせたら、あとはテンションを適正に。緩すぎるとバンジーが活きず、張りすぎるとバンジーが伸びきって底づき(一度沈んでからガツンと止まる)します。「硬い・ストロークが出ない」ときはテンションを緩め、「底づき」するときはテンションを緩めるか1ループ増やしてください。ちょうどいいテンションに合わせることで、本来のバウンスが引き出せます。
体重による違い
体重が軽い方は、ラインを十分に沈ませられず「硬い・ストロークが出ない」と感じやすいです。その場合はテンションを緩めると、しっかり沈み込んでストロークが出るようになります。緩めてもポップの弾みは活きるので、軽い方ほどテンションを抑えめにするのがおすすめです。逆に体重が重い方は沈みすぎて底づきしやすいため、ループを増やすか、テンションを緩めて伸びしろを確保します。
気温による違い
感覚とは逆で、バンジーは夏に硬く、冬に柔らかくなります(天然ラテックスの性質によるものです)。気温が大きく変わったときは、テンションよりもループ数で合わせ直すのがおすすめです。
長いバンジーほど調整がラク
ゴムの量が多い長めのセッティングほど、ちょうどいい範囲(ストライクゾーン)が広くなります。体重や気温が多少変わっても“おいしいゾーン”に収まりやすく、テンションでの微調整も効きやすくなります。ダイニーマなど伸びないウェビングを使う場合も、長めのループ設定がより快適です。
使い込むにつれて起こる変化
新品のバンジーはゴムが硬く、同じループ数でも使い込んだものより硬めに感じます。使い込むにつれてゴムが馴染み、柔らかくなっていきます。これは正常な変化です。長期使用後は1ループ増やすと、最初のフィーリングに近づく場合があります。
推奨ループ数
ラインの長さとウェビング素材に合わせてループ数を選んでください。この表は実際のフィールドテストをもとに随時アップデートしています。
| ライン長 |
ナイロン |
ポリエステル / ダイニーマ |
| 40m |
4ループ ✓実測 |
非推奨 |
| 45m |
4ループ |
非推奨 |
| 50m |
4〜5ループ ✓実測 |
非推奨 |
| 55m |
4〜5ループ ✓実測 |
非推奨 |
| 60m |
5〜6ループ ✓実測 |
4ループ(参考値) |
| 65m |
6ループ |
6ループ(参考値) |
| 70m |
6〜7ループ |
6ループ(参考値) |
硬すぎる場合は1ループ減らし、物足りない場合は1ループ増やしてください。新品時はゴムが硬いため、使い込んだものより硬く感じます。使い込むにつれてゴムが馴染み、1ループ増やすと良い場合があります。ウェビングの種類(ナイロン・ポリエステル・ダイニーマ)によってもフィーリングが異なります。参考値はフィールドテスト未実施のため、実際の使用感は異なる場合があります。
実測レビュー
体重58kgによる実測(10段階評価)。ウェビングはナイロン(X-wing)を使用。
ハイライン
| ループ |
ライン |
状態 |
気温 |
ストローク |
ポップ |
コメント |
動画 |
| 4L |
40m |
使い込み |
冬 |
8 |
9 |
少し早い |
— |
| 5L |
48m |
新品 |
冬 |
7 |
9 |
少し早い |
▶ 動画 |
| 5L |
52m |
新品 |
冬 |
8 |
9 |
テンポよく弾む |
— |
| 4L |
52m |
新品 |
夏 |
9 |
9 |
最高 |
▶ 動画 |
| 5L |
60m |
新品 |
冬 |
10 |
7 |
ゆったり大きく沈む |
— |
| 5L |
60m |
使い込み |
夏 |
10 |
10 |
超最高 |
▶ 動画 |
| 6L |
60m |
新品 |
冬 |
7 |
10 |
硬め |
— |
| 6L |
60m |
使い込み |
冬 |
9 |
9 |
最高 |
▶ 動画 |
トリックライン
| ループ |
ライン |
コメント |
動画 |
| 12L |
13m |
体感20m以上の良いライン |
▶ 動画 |
| 14L |
17m |
体感20m以上の良いライン |
▶ 動画 |
※ このデータはあくまで目安です。特にナイロンなどよく伸びるウェビングや長いハイラインでは、気温・湿度によってラインとバンジーの伸びが大きく変わります。またバンジーの状態(新品か使い込みか)によってもフィーリングは変化します。同じ設定でも条件によって体感は異なるため、おおよその参考としてご覧ください。フィールドテストを重ねてデータは随時追加していきます。
Adjustable Bungeeの設計思想
1本でアジャスタブル
ループ数を変えるだけで、トリックラインからハイラインまで1本で対応します。
接点の位置を変えられる
スリングが当たる位置を毎回少しずつずらせるため、摩耗が一箇所に集中しません。荷重の通り道を分散でき、長く使えます。
シンプルな構造
1本のゴムをループで巻くだけのシンプルな構造。連結部や接続パーツがないため、荷重が一点に集中せず、耐久性に優れます。
調整幅が広い
ゴムの量が多い長めのセッティングほど、ちょうどいい範囲(ストライクゾーン)が広くなります。体重・気温が多少変わっても“おいしいゾーン”に収まりやすく、誰でもベストな状態を見つけやすい設計です。
長持ちさせるために
ツリープロテクターなどで保護する
スリングとバンジーが接触する部分にツリープロテクターなどを巻くことで、摩擦によるカバーの摩耗を大幅に軽減できます。
スリング位置を毎回変える
毎回同じ場所でスリングを巻くと、その部分だけが集中して摩耗します。使用するたびに位置を少しずつずらすことで、バンジー全体の寿命が均等に延びます。
保管方法
直射日光・高温環境での長期保管を避けてください。ラテックスの劣化が早まります。使用後は乾燥した日陰で保管してください。
バックアップを必ずつける
ハイラインでの使用時は、バンジーの初期長さの250%以内の長さのスパンセットを別系統で必ず設置してください。
What's Included
Adjustable Bungee MAX
天然ラテックスコア・高密度ポリエステルカバー × 2本(両側アンカー用)
推奨ループ数表
ライン長・ウェビング素材別のループ数一覧
Specifications
素材
天然ラテックスコア・高密度ポリエステルカバー
MBS(破断強度)
3kN / 本(4ループ=8本使用時:24kN)
伸び率(1本あたり)
15% @ 0.2kN / 75% @ 0.4kN / 125% @ 0.6kN / 150% @ 0.8kN / 165% @ 1.0kN
推奨使用期限
180日(使用強度による。定期的に状態を確認してください)
注意事項
- 本製品はハイライン用の認証を受けていません。現時点でスラックライン業界にバンジーの認証制度が存在しないためです。ハイラインでの使用は自己責任で行ってください。
- ハイラインでの使用時は必ず強力なバックアップシステムを別系統で設置してください。バンジーの初期長さの250%以内の長さのスパンセットを推奨します。
- ハイラインフリースタイルでの使用は最低4ループ以上で使用してください。3ループでのハイライン使用は禁止です。
- ポリエステル・ダイニーマウェビングでの55m以下のライン長での使用は非推奨です。
- 使用前に必ずバンジーの状態を確認し、損傷がある場合は使用を中止してください。
- 直射日光・高温環境での長期保管を避けてください。ラテックスの劣化が早まります。