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スラックラインは本来、ちょうどいい間隔で立つ2本の木にラインを張って行います。しかし「自宅や近所に都合のいい木が2本ない」「公園の木に巻くのは気が引ける」という理由で、最初の一歩を踏み出せない人は少なくありません。結論から言うと、木がなくてもスラックラインは張れます。地面に打ち込んで固定するスラックアンカーを使えば、庭・公園・砂浜・キャンプ場など、しっかりした地盤さえあればどこでも設置できます。

木がない芝生の上でスラックアンカーを使い、スラックラインに乗る様子
木が1本もない芝生の上でも、スラックアンカーがあればこの通りスラックラインを楽しめる。

まずは動画で見る ― スラックアンカーの設置方法

百聞は一見にしかず。スラックアンカーを使った設置の流れを動画で紹介します。地面に杭を打ち込み、ラインを張り、実際に乗り、最後に杭を抜いて撤収するまでの一連の流れがわかります。なお動画では分かりやすさのために片側に木を使った設置例を紹介していますが、両側ともスラックアンカーにすれば、木が1本もない場所でも同じように張れます

場所ごとの詳しい設置手順は設置場所別の完全ガイドで解説しています。

「木がないと張れない」は誤解

スラックラインに木が使われるのは、しっかりした支点として手軽だからにすぎません。支点さえ確保できれば、木である必要はありません。地面に強固なアンカーを作れば、木が1本もない芝生や広場でもスラックラインは成立します。実際に、Slackline Researchの出張イベントやワークショップでも、木のない会場で日常的にこの方法が使われています。

木がなくても張れる仕組み ― スラックアンカー

スラックアンカー(Slack Anchor)は、地面に専用スチール杭を打ち込んで固定する筒型構造のアンカーです。日本人初のスラックライン・ワールドカップチャンピオン・大杉徹が、構造建築士と共同で設計し、強度計算に基づいた安全性を備えています。ハンマー(2〜4kg推奨)で杭を打ち込むだけで、女性や初心者でも設置できます。

設置できる場所

自宅の庭・芝生
公園・広場(芝・土)
キャンプ場・河川敷
砂浜・ビーチ(1000mm杭)

木を使わないため樹皮を傷めず、公園管理者への設置許可も取りやすいのが利点です。砂浜や畑など緩い地盤では、より深く打ち込める1000mmの専用スチール杭を使用します。コンクリート・アスファルトへの設置には対応していません。

どのセットを選べばいい?

用途と手持ちのギアに合わせて、3つの選び方があります。

アンカー単体。すでにラインを持っている人、自分で構成を組みたい人に。
アンカー+ラインの入門セット。木1本・木なし・両側木など、環境に合わせて構成を選べる。
アンカー2組+ライン+GAME OF SLACKのフル装備。木が全くない場所向け。トリックや常設にも対応。

よくある質問

Q. 本当に木が1本もなくても張れますか?

はい。両側ともスラックアンカーで固定すれば、木が1本もない芝生や広場でも設置できます。木が1本だけある場合は、片側を木・片側をアンカーにする方法もあります。

Q. 設置は何人で必要ですか?

1人で設置できます。ハンマーで杭を打ち込み、ラインを張るだけです。

Q. 打ち込んだ杭は抜けますか?

専用の引き抜きツールで簡単に抜けます。跡が残りにくく、撤収もスピーディーです。

Q. どんなハンマーが必要ですか?

2〜4kgのハンマーを推奨します(地盤・製品により調整)。軽すぎるハンマーでは打ち込めない場合があります。

関連情報

本製品については、PR TIMESのプレスリリースでも発表しています。場所ごとの詳しい設置方法は設置場所別の完全ガイドをご覧ください。

Author

大杉徹
大杉 徹(Slackline Research)

日本人初のスラックライン・ワールドカップチャンピオン。累計500件以上のイベント出張、受講生130名以上のハイライン入門講座、全国22施設の認定パートナー制度を運営。安全で高性能なギアの開発・提案を行っています。

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