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スラックラインとは|魅力と始め方

そこに立てば、
自分と向き合う時間が生まれる。
乗るだけで、「内なる冒険」が始まります。
世界が変わる——そんな不思議な道具。

スラックラインの概要

スラックラインは、細いベルト状のラインの上でバランスをとるアクティビティです。歩いたり、技に挑戦したり、自然の中で楽しんだりと、誰でも自由に始められるスポーツ(遊び)です。

👉 関連記事:【2025年最新版】スラックライン初心者におすすめセット徹底

基本の仕組み

スラックラインは大きく 3つの要素 から構成されています。

ウェビング(ライン本体)
幅は20mm、25mm、37mm、50mmと様々な幅があります。初心者には 37mm 幅が特におすすめ。足裏感覚をつかみやすく、安定してバランスを取りやすいからです。
👉 関連記事:歩きやすいスラックラインの幅は?細いラインがもたらす体験と選び方

アンカーシステム(支点)
木や支柱にラインを固定するための道具。
ツリースリングラウンドスリングなどがあります。

テンションツール(引っ張る道具)
初心者はラチェット、ロングラインではプーリーを使用することもあります。

スラックラインの始め方と安全の話

・通行や自転車が通らない場所に設置する
・樹木保護のためツリープロテクターを使用 ・電柱や公共物には設置しない
・設置中は常に目を離さずに管理
・動きやすい服装・靴を選ぶ
・芝生や土など柔らかい地面で設置する
・危険な技を行う場合はクラッシュパッドを使う
・雨の日は滑りやすく危険なので避ける

👉 関連記事:
スラックラインのバックアップ完全ガイド|実験結果と安全な方法
スラックラインの交換時期はいつ?寿命の目安・点検方法・安全な使い方
ツリープロテクターは必要?|スラックライン設置で必須な理由とおすすめ製品

よく使う用語

・ウェビング:ライン本体
・アンカー:ラインの支点(木など)
・スリング:アンカーとラインの接続ギア
・テンションツール:ラインを張る器具
・WLL(Working Load Limit):安全使用荷重。
・MBS(Minimum Breaking Strength):破断強度。この数値を超えるとラインが切れる。
・バックアップ:破損時の安全対策

スラックライン設置動画

よくある質問(FAQ)

Q1. スラックラインって危なくないの?ケガの心配は?

A. スラックラインは高さを自由に調整できるため、初心者でも低い位置(20〜40cm程度)から安全に始められます。無理に走ったり跳ねたりせず、徐々に慣れていくのが基本です。裸足やグリップの良い靴で行います。高度なチャレンジをする場合は、マット(クラッシュパッド)などの安全対策を加えることでリスクを減らせます。

Q2. 木がない場所でもできますか?

A. はい、可能です。専用の「スラックラック」や専用のアンカー器具「スラックアンカー」を使えば、室内や公園の芝生でも設置できます。木を使わない環境でも練習できるため、都市部や学校での導入にも適しています。

Q3. スラックラインを安全に楽しむための環境条件や服装は?

A.安全にスラックラインを楽しむためには、環境と服装の両方に注意が必要です。

・服装と足元
裸足はラインを直接感じられるため、初心者に最適です。ただし地面が硬い、公園でガラス片などがある、といった環境では靴の着用をおすすめします。裸足感覚と安全性を両立するなら、VIVOBAREFOOT(ビボベアフット) のシューズが特に人気です。

・天候と設置環境
雨の日の使用は滑りやすく危険なため基本的に避けましょう。濡れた芝生や泥では足を取られやすく、転倒リスクも高まります。また一般的な鉄製ラチェットはサビや故障の原因になります。

一方、当ショップの Allround Slackline 15mExperience Slackline 30m に付属する イノックスラチェット(ステンレス製) はサビに強く、雨天でも安心です。さらにオールラウンドウェビングには滑り止めラバープリントがあり、濡れてもグリップ力を維持できます。

・地面と安全対策
できるだけ乾いた芝生や柔らかい地面に設置し、固い地面ではマットを敷きましょう。周囲に障害物がない場所を選ぶことも大切です。

👉 関連記事:[Vivobarefoot が提供する、靴とバランスの新しい体験]

Q4. どれくらいの長さで設置すればいいですか?

A.  初心者には長さ3〜4メートル・高さは膝下くらいから始めるのがおすすめです。短い距離で成功体験を積むことが、上達の近道になります。

当ショップの Allround Slackline 15m は、好きな長さ・高さで設置できるため、初心者の練習から上級者のステップアップまで幅広く対応します。まずは短く低く、慣れてきたら少しずつ距離を伸ばして挑戦してみましょう。

Q5. 子どもや年配の人でもできますか?

A. はい。設置する高さを低くしたり、ラインの長さを短くすれば、あらゆる年齢層の方でも安全に楽しめます。バランスをとるだけで自然と体幹が鍛えられるのも魅力です。

👉 基本の練習姿勢についてはこちら:スラックライン6つの基本ポーズ

Q6. 初心者におすすめのスラックラインセットは?

A. 一般的には「幅広の50mmライン」が初心者向けとされますが、実際には37mm幅のラインの方が中心を感じやすく、バランスを取りやすいためおすすめです。

特に当ショップの Allround Slackline 15mExperience Slackline 30mMinimum 15m は、安全性・耐久性に優れ、初心者が長く楽しめるモデルです。

👉 詳しくは 【2025年最新版】スラックライン初心者必見!おすすめセット徹底比較 をご覧ください。

Allround Slackline Set 15m ステンレス製ラチェット付きスラックラインセット

ALLROUND slackline 15m

耐久性も、遊び方も、妥協しないあなたへ。
錆びに強いラチェットで安心感。どんなスタイルも、このセット一つで叶います。

スラックラインの魅力とスタイル

スラックラインは、シンプルだからこそ遊び方は無限大。アクロバティックなトリックも、静かな集中も、すべてあなた次第です。楽しみ方に「正解」はなく、それぞれのペースで「自分だけのスタイル」を見つけるのが醍醐味。さあ、スラックラインの上で、自由な表現を見つけてみませんか?

トリック紹介

技を覚えるたび、冒険が広がる

スラックラインには、基本的な技があります。ひとつずつ習得するたびに、遊び方は無限に広がっていくでしょう。 あなたの成長は、バランス能力検定がしっかりサポート。トリック一覧やカードゲームも活用して、基礎から応用まで楽しくステップアップできます。

ハイラインとは?

ハイラインは「高所に張られたスラックライン」。地上やロングラインと違い、リーシュとバックアップが必須です。許可・安全基準・現場マナーを守れば、段階的に誰でも挑戦できます。

ハイライン入門

ハイラインに挑戦してみたい方へ。新たな冒険への最初の一歩を、安全に踏み出すためのオンライン教材です。必要な知識を身につけて、安心してその一歩を踏み出しましょう。

スラックラインを動画で見る

不定期更新ですが、イベントの様子やトリック動画を公開しています。スラックラインのリアルな魅力をぜひチェックしてみてください。

スラックラインの歴史

スラックラインは1960年代、アメリカ・ヨセミテ渓谷でクライマーたちが始めた遊びから生まれました。 当初は駐車場のチェーンやクライミングギアで遊んでいたのが、やがて伸縮性のあるウェビングを使う「スラックライン」へと進化しました。 ヨーロッパを中心に広まり、専用セットの登場によって世界中で親しまれるようになります。 日本には2009年に本格上陸。独自のトリックライン文化が発展し、各地で大会やイベントが開催されています。 2013年には、 日本人初のワールドカップチャンピオン 大杉徹(GAPPAI) が誕生。 ハイラインやロングラインの安全普及も進み、体験イベントも全国に広がっています。

ようこそ、あなたの冒険へ

スラックラインは、単なるスポーツでも競技でもありません。それは、静かな集中と、揺れる自分との対話。ルールも正解もなく、誰かに教えられるものでもない。ただ立つ。その瞬間から、あなたの“内なる冒険”が始まります。自分のペースで、自分の足で進んでください。このラインは、人生そのもの。今日も新しい一歩を──。

この記事を書いた人

大杉 徹(おおすぎ とおる)

スラックラインリサーチ代表。日本人初のスラックラインワールドカップチャンピオン(2013)。スラックアンカーの開発や、GAME OF SLACKの考案など、スラックラインの普及と文化形成に長年携わってきた。