ギア選びで悩むのは、スラックラインあるある。特に「カラビナ」や「シャックル」など、いざ選ぼうとすると種類が多くて迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
今回は、スラックラインリサーチで取り扱うコネクターの一部を紹介します。設営シーンや目的に応じて使い分けたい6つのギア。見た目が似ていても、それぞれに「得意分野」があるので、特徴を知っておくだけでギア選びのストレスがぐっと減ります。

設営の快適さを求めるなら「キングピンシャックル」。
プッシュピン式で片手操作もできて、設営が格段にスムーズに。軽くて高強度、ハイラインにも対応。何個持ってもストレスフリー。一方、過酷な環境での耐久性なら「BCステンレスシャックル」。雨風に晒されるトリックラインの設置や、長期設置のハイラインにも頼れる一本。シンプルながら安心の強度設計。

設営の美しさと確実なアライメントを求めるなら「ツイストシャックル」。ツイスト形状によりギアの向きを整えやすく、ラインのねじれを防止。見た目の美しさと機能性を兼ね備えた一本。
一方、軽量性と高強度を兼ね備え、金属同士の連結にも適した「ソフトシャックル」。超高分子量ポリエチレン繊維「ダイニーマ®」製で、同重量のスチールの約15倍の強度を持ち、水に浮くほどの軽さ。金属製シャックルと同等の強度を持ちながら、金属同士の接触を避け、ギア同士の摩耗を軽減。

中強度のライン設置に安心なのが「スラックラインカラビナ」スチール製で高強度。
ツイストロックで安全性も高く、安心感抜群。
一方で、軽作業や一時的な設置には「BCアルミカラビナ」軽くて扱いやすく、ギアをまとめたり仮止めしたり、使いたいときにサッと使える便利な一本。
ギアは「強ければいい」「高価なほうが安心」と思われがちですが、実は「適材適所」こそが快適な設営のカギ。今回紹介したギアたちは、それぞれ異なる得意分野を持っているからこそ、シーンごとにベストな1本を選ぶことで、設営のスピードも安全性もぐっとアップします。
どれか1つに決めるのではなく、複数を上手に使い分けることで、よりスマートで自由度の高いスラックライフを楽しんでみてください。